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がん治療ならセレンクリニック

国立大学で研究されたがんの最先端の治療技術を提供するがん治療専門のクリニックです。 免疫細胞を使った治療(がん樹状細胞療法)を中心に、副作用を抑えた抗癌剤治療(がん休眠療法)、関連医療施設での副作用の少ない放射線療法などを併用し、患者さんにあった副作用の少ないオーダーメードのがん治療を提供しています。

乳がんの症状

乳腺に発生するがんが乳がんです。他の臓器のがんのように食欲不振、痛みなどの兆候はほとんどなく、乳房のしこりで発見されます。そのため、乳房を触ってしこりの有無を確認する自己検診も可能です。しこり以外には、乳頭から出血や乳汁分泌、がん細胞による衆望の皮膚にひきつれや、えくぼようなくぼみが出ることがあります。

がんの大きさ、病期の進行度によって、手術療法、放射線療法、化学療法、ホルモン療法のいずれかを選択するか、組み合わせるかなどの治療方針が決定されます。

乳がんの原因

乳がんのできる乳腺は、エストロゲンなどの女性ホルモンと深いかかわりがあります。エストロゲンが乳腺の細胞に影響を与え、細胞が分裂や増殖を繰り返した結果、がん細胞になるという説もあります。乳がん細胞は女性ホルモンの刺激によって活性化するため、女性ホルモンを抑える療法で補助的に進行を抑えることがあります。また、妊娠や出産、搾乳の経験がない人は発症しやすいと言われています。

乳がんの特徴

40〜50代の女性でよく見られ、極稀に男性にも乳がんが発病することがあります。

乳がんの治療法

病期に応じて治療を選択

比較的小さな乳がんでは乳房温存療法が、ある程度大きくなった場合には乳房切除術に加えて抗がん薬による化学療法が、がんの広がり方や体力、併発疾患の関係で手術を行わないほうが良いと判断された場合には化学療法や抗エストロゲン療法選択されます。

現在は乳房温存療法が一般的

乳房温存療法は、局所的にがんの部分のみ切除した後、放射線療法や化学療法、ホルモン療法を適宜組みあわせて治療するもので、乳房は切除しません。温存手術には、乳房扇状部分切除術、乳房円状部分切除術、腫瘤摘出術があり、がんの進行度や種類によっていずれかが選択されます。従来のように乳房全体、しかも大胸筋などを含め広い範囲を切除した場合と比べて、生存率や器官に差がないこと、美容面も含めて患者さんの生活の質(QOL)も優れていることなどから、世界的に乳房温存療法が行われるようになってきました。それが可能になった背景には、放射線治療法や抗がん薬、抗エストロゲン薬などの有効性が高まったことがあります。

欧米と同様の効果的な検診方法の確立

わが国では、乳がん検診が以前より行われていますが、本当に乳がん患者さんの予後を改善する上で役立っているのかは、科学的な方法で検証されてきませんでした。その点、欧米では、検診を行おうとする場合には、その検診を受けるひとみとの集団と受けない人々の集団を厳密に分けて、何年間か観察するという厳密な科学的方法で検証してきました。その結果40歳以上での女性では、マンモグラフィーでの検診を受けることは乳がんの早期発見につながり、死亡率や生存期間の延長につながることが示されています。欧米と比べわが国の情勢は乳がんの発症率がそれほど高くないのですが、最近増加が 顕著ながんでもあり、欧米と同様の乳がんの予防的な対処の実現が待たれます。

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