国立大学で研究されたがんの最先端の治療技術を提供するがん治療専門のクリニックです。 免疫細胞を使った治療(がん樹状細胞療法)を中心に、副作用を抑えた抗癌剤治療(がん休眠療法)、関連医療施設での副作用の少ない放射線療法などを併用し、患者さんにあった副作用の少ないオーダーメードのがん治療を提供しています。
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国立大学で研究されたがんの最先端の治療技術を提供するがん治療専門のクリニックです。 免疫細胞を使った治療(がん樹状細胞療法)を中心に、副作用を抑えた抗癌剤治療(がん休眠療法)、関連医療施設での副作用の少ない放射線療法などを併用し、患者さんにあった副作用の少ないオーダーメードのがん治療を提供しています。
喉頭がんは頭部頸部がんの中で最も発生頻度の高い疾患のひとつですが、早期に発見されやすいため、予後は良好です。男女比は10対1で圧倒的に男性に多い病気ですが、女性の喉頭がんの9割は喫煙者です。50〜70歳に多く、若い人には少ない病気です。
声帯がんは、声がしわがれるから始まります。声帯上部のがんは、咽喉頭の異常感で始まり、次第に痛みが加わってきます。病気が進行すると、呼吸困難や嚥下障害(ものが飲み込みにくい)が起こるようになります。声帯がんは咽頭がんに比べると、頸部リンパ節への転移は少ないのが特徴です。
声帯がんについては、その原因がたばこにつきるといっても過言ではありません。声帯上部のがんでは、さらに飲酒が加わります。
早期がんに対しては、一般的に放射線治療法やレーザー治療がおこなわれます。治療の中心になるのは手術で、やや進行したがんでは喉頭をできるだけ温存した部分切除が、さらに進行したがんでは喉頭全摘出術が適応になります。最近、進行がんに対して、できるだけ喉頭を温存するように努力が払われています。まだ、必ずしも一般的ではありませんが、放射線療法と化学療法の併用で、放射線療法とシスプラチン、カルボプラチン、タキソテールなどと併用療法がおこなわれています。
また、一方、咽喉全摘出術後に音声を再建する手術もおこなわれています。これは、喉頭全摘出後に器官と食道の間に細い管を作る方法です。呼吸をするときには通常の喉頭全摘出術と同様に器官孔を介しておこないますが、話をするときは指で器官孔をふさぐと、空気は細い管を通り軌道に抜けていきます。そのときに食道発声と同じように、食道の壁が声帯の役割をして発声できます。