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病気の正しい治療トップ > 子供の病気 > 水疱瘡
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一般的に水疱瘡と呼ばれる水痘は、虫刺されによく似た丘疹が、最初はほおや顔にできます。発疹は徐々に全身に広がり、水ぶくれになり、激しいかゆみがあります。かさぶたができるまでに7〜10日間、かさぶたが取れるまでには、さらに1、2日間かかります。かさぶたの後はしばらく残りますが、やがてなくなります。水疱瘡の発疹が出始める1〜2日前に発熱、全身のだるさ、食欲低下、頭痛、腹痛が見られることもあります。潜伏期間は10〜20日間です一度感染すると、再びかかることはほとんどありません。子供の場合は普通自然に回復し、軽い症状で終わりますが、成人や免疫力の低下した人では水疱瘡が重症化し、稀に死亡する場合もあります。乳児でもかかります。
水痘・帯状疱疹ウィルスの感染によって起こる病気です。感染者のくしゃみや咳などの飛沫感染や幹部を触ることによる接触感染、空気感染で映ります。初めて水痘・帯状疱疹ウイルスに感染すると水痘を発病しますが、治った跡にもウイルスが完全に消失説陣形紺に残ってしまい、免疫力が低下すると増殖して帯状疱疹を発病します。
2〜8歳の子供に多くかかる病気です。
水疱瘡に対するワクチン接種の予防効果は、確実であることが非常に信頼性の高い臨床研究によって明らかになっています。一般的には重病化する病気ではありませんが、極稀にではあっても死亡する患者さんもいます。したがって、予防できることががわかっている異常、1歳をすぎたら早めに必ず水疱瘡の予防接種させるべきでしょう。また、子供の頃に摂取したかどうかわからない人でも接種は可能です。心配な人は受けておいたほうが良いでしょう。
免疫力の低下した子供は、抗ウイルス薬ゾビラックス(アクシロビル)あるいは高水痘免疫グロブリンを投与します。これは低下した免疫力を補強して、ウイルスの増殖を補強して、ウイルスの増殖を防ぐためのもので、重い内臓合併症を予防する目的です。ただし、これらの薬によって、水疱瘡発疹の消失などの皮膚症状の改善が早まることは無いようです。
発疹がでている時期に、ウイルスの感染力は最も強くなっています。この間は、感染が広がらないように外出を控えたほうがよいでしょう。かさぶたができれば、感染力も弱まります。発疹の状態を確認しつつ、幼稚園・保育園や学校など、公共の場に出る時期を検討します。